徹底取材

プロが語るマンションを売却するときのコツ

マンションを売るコツ
~売却活動の“実際”を知る~

プロフェッショナルが語った、マンションを売るコツを伝授。売却活動をしっかり把握し、対策を立てることが重要です。

マンションを売るコツは不動産会社のハンドリングにある

マンション売却のプロが語る、3つのコツ。三つめは、売却活動の”実際”を知ること。仲介業者との媒介契約を結んだあと、業者はさまざまな方法で物件の買い手を探していきます。私たちはただ買い手が現れるのを待つだけでなく、売却活動がどのように行われていて、今後どれくらい効果が見込めるのかを精査し、対策を立てていくことが必要になります。

業者任せにするのではなく、売却活動の現場、そして”実際”を知ることが、マンションを上手に売るためのコツなのです。では、売却活動を把握し、どのように対策をするべきなのでしょうか?マンション売却が語る、売却活動について解説していきます。

売却活動とは?

不動産仲介業者を利用してマンションの売却をすることに決め、媒介契約を結んだら、そこから売却活動のスタートとなります。売却活動は仲介会社が行うことになりますが、実際にはどのようなことが行われているのでしょうか。まずは、売却活動の例をチェックしましょう。以下が、売却活動の代表的なものです。

●不動産指定流通機構(REINS)への登録

●仲介業者のWEBサイトでの紹介・宣伝

●登録会員・顧客へのダイレクトメール

●不動産ポータルサイトへの登録

●チラシ、会員誌など、紙媒体での宣伝活動

●店舗へ来店した顧客への物件案内

●オープンハウスや内覧会の開催による集客

 

このように、インターネットや紙媒体、直接の告知・案内などによって物件の買主を探していきます。これらは業者の営業能力にかかっており、うまく行くかどうかは業者次第です。

売却活動をチェックするには?

この売却活動が行われるかどうかは、業者の売却活動に対するモチベーション次第というところもあります。媒介契約が一般契約の場合、他社での仲介成約の可能性があるため、意欲的な売却活動があまり行われない可能性があります。しかも、活動内容の報告義務もありません。この点で有利なのは専任契約、そして専属専任契約です。売却活動の報告義務があるため、適切な活動をしているかどうかチェックすることができます。

一定期間内で成約しない場合の見直し

通常、媒介契約は3か月単位で結ばれます。3か月で成約できなかった場合は、売却活動の見直しが必要になります。

この場合の対応には、以下のようなものが考えられます。

 

業者に即金で買い取ってもらう

メリットとしては、業者に直接買い取ってもらう場合、仲介者がいないので仲介手数料が必要ありません。また、業者が自らリフォーム・リノベーションをするので、買主がリフォームをする必要もありません。さらに販売活動のための内覧も必要ありません。
「即金」という言葉が示す通り、売買契約を結んだあとは数日で代金が振り込まれます。手間がかからず、早く売却できるのが大きなメリットです。
その一方で、売却代金はもっとも安くなるのがデメリット。少しでも高く売りたい場合は、ほかの方法を選ぶのがベター。

媒介契約の更新

売出価格の高さがネックになっている場合は、価格を下げて同じ業者に依頼することができます。強気の設定だった場合には、価格の見直しが必要になると思います。

買取り保証制度を利用する

買取り保証を利用している場合は、仲介業者に直接買い取ってもらう方法があります。価格はこれ以上下げられないし、売却活動も十分にしているのであれば、売却の難易度が高い可能性があります。その場合は、値段が下がっても業者に買い取ってもらうのが得策かもしれません。

業者を変更する

売却活動の内容や成果に納得がいかない場合は、仲介業者を変えることもできます。売却活動は業者の腕次第な面もあるので、より評判の良い業者へ依頼しなおすことで、上手に売却できる可能性があります。

このテーマのガイド 平賀功一氏

このテーマのガイド

平賀 功一 氏

マンション売却のプロフェッショナル。All About(オールアバウト)でもマンション売却の専門家として450本以上の記事を執筆。

業界のおいしい話や厳しい話も熟知している氏のアドバイスは、一般情報誌では入手できない情報のため、人気を博している。

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